
【5分で解説】強靭なメンタルの持ち主、堂安律ってどんな選手?堂安選手の学生時代について解説

サッカー日本代表の堂安律選手のことは2022年カタールワールドカップにてドイツ・スペイン相手に決めたゴールが印象に残っている人も多いのではないでしょうか?
今回は日本代表の主力メンバーとして活躍している堂安選手について、改めて学生時代の経歴やエピソードについて調査しましたので紹介させて頂きます。
堂安律選手のプロフィール
まずは堂安選手のプロフィールについてです。
情報は2025年9月現在となりますのでご注意ください。
- 名前:堂安 律 (どうあん りつ) / Doan Ritsu
- 生年月日:1998年6月16日
- 出身地:兵庫県尼崎市
- 現所属:アイントラハト・フランクフルト (ブンデスリーガ)
- ポジション:MF(ミッドフィールダー)
- 身長、体重:身長 173cm、体重 70kg
- 利き足:左
- 着用スパイク:PUMA ウルトラシリーズ
堂安選手は98年生まれで東京オリンピック世代と呼ばれます。
この世代には冨安健洋選手や上田綾世選手、田中碧選手など現在A代表で中心的に活躍している世代でもあります。
堂安選手は兵庫県尼崎市出身です。
自身のYouTubeチャンネルでも地元の方に愛されている様子がわかります。
堂安律選手の着用スパイクについて
そんな堂安選手は2019年よりPUMAと契約しており、主にULTRAシリーズを着用しております。
気になる方は是非商品ページから確認して見てください!
堂安律選手の経歴
現在日本代表で活躍されている堂安選手がどのような経歴でプロになったのか気になる方も多いのではないでしょうか?
そんな堂安選手の経歴をまとめました。
- 小学校:浦風FC→西宮SSS
- 中学校:ガンバ大阪ジュニアユース
- 高校:ガンバ大阪ユース
- 2015-2018:ガンバ大阪(J1)
- 2018-2019:FCフローニンゲン(エールディヴィジオランダ1部)
- 2019-2020:PSVアイントホーフェン(エールディヴィジオランダ1部)
- 2020-2021:アルミニア・ビーレフェルト ブンデスリーガ (ドイツ1部)
- 2021-2025:SCフライブルク ブンデスリーガ (ドイツ1部)
- 2025-:アイントラハト・フランクフルト ブンデスリーガ (ドイツ1部)
堂安選手の地元のクラブから中学進学と同時にガンバ大阪の下部組織へと入団し、そのままガンバ大阪でプロになりました。
その後は活躍の場を海外へと移し、現在はドイツ1部のブンデスリーガのフランクフルトで活躍中です。
代表歴は以下のようになります。
- U-15日本代表
- U-16日本代表
- U-17日本代表
- U-18日本代表
- U-19日本代表
- U-20日本代表
- U-22日本代表
堂安選手はU-15日本代表から常に世代別の日本代表に選出されており、正にエリート街道と言えます。
そんな堂安選手の学生時代について振り返りましょう。
堂安律選手の小学校時代について
堂安選手は小学校時代に浦風FCでプレーしており、4年生の時にはセレッソ大阪アカデミーのセレクションを受けましたが最終選考で落選しました。
これが初めての挫折だったそうですが、この経験が堂安選手のサッカー熱に火をつけたようです。
中学に上がるタイミングで、セレッソのジュニアユースからオファーをもらったら、1秒で断ってやる
Number Web記事より引用
その後、西宮SSで活躍した堂安選手は関西ナショナルトレセンでエースになるほどの実力をつけ、セレッソ大阪よりオファーが届きましたが1秒で断ったようです。
この経験が堂安選手のサッカー人生にとって大きな影響を与えました。
堂安律選手の中学校時代について
関西で有名な存在となった堂安選手にはJリーグの下部組織からも数多くのオファーがあったようですが、最終的にはガンバ大阪ジュニアユースに入団しました。
2つ上の学年には現在ヴィッセル神戸に所属する井手口陽介選手、1つ上には初瀬亮選手など大きな存在となる選手が数多く在籍していました。
堂安選手は最初はボランチでプレーしていましたが、途中より足元の技術を活かせるサイドアタッカーのポジションでプレーするようになったそうです。
堂安選手の中学時代の逸話を一つ紹介します。
カモさんにはよく怒られたけど、しっかりと考えて意見を言えば、それを聞き入れてくれる指導者だった。スペイン遠征でチームメイトがボールをなくし、連帯責任で全員が罰走することになったとき、俺は納得がいかず、「カモさん、この大会にいいコンディションで臨まないと俺らは絶対に後悔する。帰ってから、その倍は走るから許してください」と思いを伝えた。カモさんは「おお、考えるわ」と素っ気なかったけど、認めてくれた。
Number Web記事より引用
結局そのスペイン遠征で堂安選手はバルセロナ相手に決勝ゴールを決めるなど、結果を出しました。
結局帰ってきてからも罰走はなかったようです。
この頃から堂安選手の誰に対しても臆することなく発言するという今と変わらない部分が見えてきますね。
堂安選手の高校時代について
堂安選手の高校時代はガンバ大阪ジュニアユースからそのままガンバ大阪ユースへと昇格します。
【20151206】セレッソU-18 vs ガンバユース
— satomi (@stmhttr) December 7, 2015
堂安律くん pic.twitter.com/ljHDN8RN9u
2015年のユース2年目に早速堂安選手にチャンスが巡ってきます。
トップチームで怪我人も続出していたことからユースの堂安選手がチームの沖縄キャンプに帯同しました。
ここでアピールをした堂安選手は16歳352日でクラブ史上最年少となるJリーグデビューを飾りました。
翌シーズンの2016年には高校3年生ながらトップチームに昇格することとなりました。
これは宇佐美貴史選手や井手口陽介選手についでクラブ6人目の快挙となりました。
しかし、なかなかトップチームで試合に絡むことはできず、新設されたガンバ大阪U-23としてJ3リーグでプレーします。(U23チームのJ3参入は2020年シーズンに終了。)
ガンバU23堂安選手。 pic.twitter.com/P1PKU9n6Yl
— シキ (@tremolotion) August 1, 2016
当時はなかなかプレー時間が与えられず、メンタル的にもしんどかったと振り返っています。
自分自身のメンタルコントロールがまったくできていなくて、仲間に対するリスペクトもなかった。公式戦で無意識に舌打ちをして、ノリさんにこっぴどく叱られたこともあった。それからは一度もしていないけど、その当時はあまりにも心のバランスが取れていなかった。
Number Web記事より引用
ここから堂安選手は自分と向き合いながら成長していきます。
翌年2017年にはトップチームへの出場機会も増やしていき、この年はJ1初ゴールを含む3ゴールを記録しています。
若干18歳ですが、J1での活躍を認められ、同年の2017年7月にオランダ1部のFCフローニンゲンへと期限付き移籍をしました。
1-0で勝利‼️💚⚽💪😍#FCフローニンゲン #堂安律 #板倉滉 pic.twitter.com/axUwdC8Yur
— FCフローニンゲン (@FCGroningen_JP) April 2, 2019
まとめ
ここまでを見ると正にエリートコースを歩んできた堂安選手。
しかし、堂安選手は才能だけでなく、小学生時代にセレッソ下部組織のセレクションに落選したことへの強い反骨心が形成され、壁に当たるたびにそれを乗り越えて来たことが過去のエピソードからわかりますね。
堂安選手のビックマウスとも取れる強気な発言は凄まじい努力の裏付けとも言えるかも知れません。
そんな堂安選手は現在(2025年9月現在)ドイツ1部のアイントラハト・フランクフルトに所属しています。
来年の2026年には北中米ワールドカップが開催され、日本代表はすでに出場権を獲得し、出場することが決定しています。
堂安選手も当然クラブで活躍し、日本代表に選出され、ワールドカップ出場を目標にしています。
強気な発言をする堂安選手には本田圭佑選手の影も感じることができ、期待せずにはいられません。
堂安選手のこれからの活躍をこれからも楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント